高ぶるものは倒される

あの懐かしの生物「シーモンキー飼育セット」

シーモンキーその後


事件が起きた。
シーモンキーの世界を掌る物(俺w)により世界は崩された。
もはやシーモンキーは絶滅寸前なのである。


悪気はなかったのだ、
餌をあたえていただけだ。
ただその時、
餌袋から「ぼろっと」大量に下界(水槽)に落ちてしまっただけである。
水質は悪化し10センチそこらの水槽なのに視界が殆どない。
一日過ぎ、彼らは地面をはいつくばっていた。
もう一日過ぎると、黒く変色していた。
みんな死んでしまった。

私は諦めかけていた。
何日かは水槽すら見なかった。


しかし生きていた。
一匹生きていた。
いや、凄く小さいのも2匹いる。
あの後、生まれたのだ。
凄い、おまえら凄い。



はるか昔、地球では、
隕石落下により、殆どの生物が死に絶え、それでもわずかな生物が残り
そしてまた繁栄した。
今まさにここでそれが繰り返されている。


生き残ったシーモンキーよ。
同志の屍を超えてまた育むが良い。